矯正治療について
矯正治療で歯並びを整えることには、「見た目がきれいになる」というだけでなく、「しっかり噛めるようになる」「虫歯や歯周病にかかりにくくなる」など、多くの効果があります。
当院は、マウスピース型矯正装置を使った治療を得意としております。
期間は1〜2年、通院回数は月1回です。
>薬機法において承認されていない医療機器について

このようなお悩みはありませんか?
出っ歯

しゃくれている(受け口)

だんだん顎がしゃくれてきた。
でこぼこな歯並び

歯並びがガタガタで歯磨きしづらい。
すきっ歯

普段からよく歯に物が詰まる。そのため、虫歯になりやすい。
上下の歯が噛み合わない

食べの物の咀嚼がうまくできない。
上下の歯の間に隙間がある

上下の歯の間に隙間がある。
一部の歯だけ歯並びが悪い

顔が左右で非対称。歯を食いしばれない。
上下の歯が噛み合わない

口を開けても閉じても不自然に見える。

歯並びが悪い

前歯が出ている

下顎が出ている

すきっ歯

噛み合わせのズレ

噛み合わせが深い
マウスピース型矯正「インビザライン」とは?
「インビザライン」とは、透明で目立ちにくいマウスピース型の矯正装置を付け、徐々に歯の位置を動かしていく矯正治療です。
アメリカで開発され、現在は世界中でシェアされているマウスピース型矯正であり、「iTero(アイテロ)」と呼ばれるスキャナーで口腔内を撮影し、歯型を取らなくても精密かつスピーディーに歯の形状を取得できる技術を備えています。
「矯正装置が目立つのが嫌」「痛みや違和感があるのでは?」「金属アレルギーをもっている」といった理由で、矯正治療を迷っている方・悩んでいる方に適した治療方法です。
「iTero」によるスキャンで取得したデータに基づき、3Dシミュレーションで治療計画を作成します。
このときに、矯正治療の前と後の状態を確認していただくこともできます。
ここまでを患者さまにわかりやすくご説明し、ご納得の上で矯正治療を開始していただくことができます。

「インビザライン」には、次のように3つの診療メニューがあります。
インビザライン・フル
歯列全体を治療できる「全顎矯正」ができる矯正方法で、28本すべての歯を動かすことができます。ほかのインビザラインはマウスピースの最大枚数が決まっていますが、「インビザライン・フル」には枚数制限がなく、さまざまな症例に対応できます。
インビザライン・モデレート
マウスピースを26枚まで作製できる矯正治療です。歯列や噛み合わせの状態が軽度から中程度であれば、このプランを選択することで治療期間や費用を抑えることもできます。お口の状態によって誰もが利用できるわけではありませんが、柔軟な選択が可能です。
インビザライン・ファースト
小児矯正のためのインビザラインです。
詳細はこちらをご確認ください。
インビザラインの特徴
メリット
- 透明で目立たない
透明なマウスピースを装着するため、矯正治療中も装置が目立ちにくいです。 - 痛みがほとんどない
少しずつ歯を動かすことで過度な力がかからないため、ワイヤー矯正装置と比べると痛みが少ないです。 - 取り外しが可能
マウスピースを自分で取り外すことができるため、いつもどおりの食事を楽しめます。 - 虫歯・歯周病予防ができる
マウスピースを取り外して歯磨きができるため、矯正治療中でもしっかりとした虫歯や歯周病の予防ができます。 - 金属アレルギーの心配がない
プラスチック製のマウスピースを用いるため、金属アレルギーの心配がありません。
デメリット
- 自己管理が必要
マウスピースは1日に20時間以上の装着が必要です。忘れたり面倒くさくなったりして長時間装着しないでいると、歯が後戻りをしてマウスピースが入らなくなってしまいます。
マウスピースの置き忘れや紛失のリスクもあります。 - 症例によってはできないこともある
歯並びの状態や噛む力の程度などによって、インビザラインができない症例もあります。歯周病は事前に治療することが必要で、重度では適用が難しいケースもあります。 - 歯磨きなどのケアが重要
こまめな歯磨きなど、日々の丁寧な口腔ケアが求められます。おろそかになると、虫歯や歯周病の原因になり、マウスピース自体にも細菌が繁殖してしまいます。
ほかの矯正治療との違い
矯正治療には、マウスピース型矯正のほかに従来主流とされてきた「ワイヤー矯正(ブラケット矯正)」があります。
歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる装置を付け、そこにワイヤーを通して固定することで、ワイヤーが元に戻ろうと反発する力を利用して歯を動かすという方法です。
「さまざまな歯並びに対応できる」 「自分で管理したり洗浄したりする手間がかからない」 といったメリットがあるものの、 「装置が目立つ」 「痛みや不快感が生じやすい」 「金属アレルギーの人には適さない」 「取りはずせないため、虫歯や歯周病のリスクが高まる」 などのデメリットも持っています。
マウスピース型矯正は前項の「特徴」でも挙げたように、ワイヤー矯正のデメリットを補うことができる方法とされ、注目が集まっているのです。

部分矯正について

「部分矯正」とは、全顎矯正ではなく、前歯だけの部分矯正を行うことです。
全顎と比較して治療期間・料金を抑えられるため、 「長期間の矯正治療は嫌」 「前歯だけ治したい」 「矯正は治療費が高くてできない」 といった方にお勧めです。
さらに短期間の治療ですので 「結婚式を控えている」 「就職や入学式を控えている」 「海外転勤が決まっている」 など、近々にイベントが決まっている方に向いている治療法だと言えるのではないでしょうか。
当院では「インビザライン・モデレート」をメインで行っていますが、患者さまの状態によっては「ワイヤー矯正」で治療する場合もあります。 まずは、ご相談ください。